アプリや結婚相談所で婚活をしているアラフォー・アラフィフ女性。上手くいかず悩んでいる方も多いと思います。また、仕事を頑張ってきて婚活をしたことがないという女性も年々増加しています。
婚活を始めてみたものの、自分が希望する男性と会えない・・・というのが一番の悩みどころです。
そこで、実際にアラフォー・アラフィフ女性の婚活が上手くいかない理由についてお伝えしていきたいと思います。
目次
アラフォー・アラフィフ女性の婚活が上手くいかない理由



上手くいかない理由はいくつか挙げられます。まずは、現在の婚活の状況を把握しておきましょう。
その上で、何を大切にしていくか自身で決めれば良いのです。
高年収の男性が普通だと思っている



仕事を頑張ってきてキャリアを積んできた女性に結構多いのが、高年収であることが普通問題。
実際に、年収600万円の40代女性から「私の周りは皆同じくらいで、これが普通です。同等か自分より年収が高い人でなければ子育てをして生活水準を保つのは難しいと思うので、お相手にも600万円以上の方を希望します」と仰る方が圧倒的に多いのが事実です。
確かに周囲の状況はその通りだと思いますし、実際にその状況におかれたら普通と感じるのも納得です。
そのため、周囲の環境が大きく影響しているということが分かります。
実際は600万円という数字が全国的にも高年収に入り、その現実を知らない方がほとんどなのです。600万円以上であることが、安心して子育をしながら普通の生活水準を保てる妥当な年収だと考えています。
ところが、実際に600万円を超える年齢は全国的にも50代が多く、しかもここでピークを迎えます。そして都心(東京など)に多く、地域によって異なるため更に人数が絞り込まれてしまうのです。
結婚相談所で活動している男性は比較的、年収が高い方が多いと感じていますが、平均としては400万円代の方が最も多いことを実感しています。
ピラミッドの頂点を掴んでいく感覚なので、出会うのが難しくなるという現状なのです。
同年代か年下を強く希望している



男性と違って女性は、同年代ぐらいの出会いを一番に希望しています。本当は2〜3歳差ぐらいがベストで、アラフォー・アラフィフとなるとできれば年下の男性の方が良いと思っています。
話をしていても同年代の方が共感ポイントも多く、ジェネレーションギャップも感じないためコミュニケーションも取りやすいでしょう。
プロフィールを閲覧していて、たくさんの男性がいる中で清潔感があり若々しい男性を選んでしまう気持ちは分かります。
年齢を重ねるほど、見た目の若さを求めてしまう傾向にあるのは男女共に同じかも知れません。
「職場で話をしていても年下の男性と気が合います!!」という女性も増えました。
ところがアラフォー・アラフィフの女性に申し込みがあるのは圧倒的に年上が多く、ひと回り以上年上の男性からの申し込みがくるということも珍しくありません。
ここで同年代とのマッチングがいかに難しいかということが分かります。
条件の良い人ばかりに申し込みしてしまう罠



婚活システムで条件検索していると数百人の男性が出てくると思います。検索で絞っているため、全ての人が自分の対象になるわけです。
その中から更に、より見た目が良く、身長、学歴、年収、年齢が希望に合う方に絞ってしまいます。実際に女性からの申し込みを見ていると何度も見たことがある男性が出てきます。
何度も見たことがあるというのは、たくさんの女性が申し込みをしているからです。
ところが、お相手の対象になっているとは限らないため、お断りが続いてしまいモチベーションはどんどん下がってしまいます。
「こんなにたくさんいるのにどうして繋がらないの?」
「私ってそんなに需要がないの?」
などと、ネガティブな気持ちになりやすいです。
自分とは価値観が合わない



価値観は男女でも違いますので、完璧に一致する必要はありませんよね。ところが、自分が普通と思っていることが相手にとっては普通ではないことが多々あります。
「普通◯◯ですよね?」と、よく聞かれます。「普通、デートは男性がリードしてくれますよね?」みたいな感じです。
普通=一般的だと考えがちですよね。
デートは男女どちらがリードしても良いと思います。得意な方が得意なことをする、という風に考えることが出来れば楽なのですが、男性が!女性が!という価値観を変えることが難しいのが現状です。
お互いに育ってきた環境も違えば、生活習慣も違います。特に細かい部分での価値観の違いを感じることは多いでしょう。
そこで「この人とは価値観が合わない」と早い決断をしてしまうことでご縁を逃していることがあります。
自分が本当に大切にしているものを知ること



どんなに高年収でも同年代でも、条件以外の部分も大事ですよね。
自分を大切にしてくれる人であり、自分も大切にしたいと思える相手でなければ結婚生活も上手くいきません。大切なのは条件だけではないということなのです。
妥協ではなく条件を広げるという方法
婚活でご縁が繋がらない場合どうしても「妥協する」という感覚になりやすいと思います。
妥協ではなく、出会いのチャンスを増やすという前向きな考え方にしてみてはどうでしょう。
年収・年齢・見た目・価値観、全てがちょうど良いという方は他の女性も良いと思っています。年収なら年齢の幅を広げてみる等、どちらか自分が大事だと思う方を優先してみることをおすすめします。
希望の条件通りの検索をしていることで、逆に自分の出会いをチャンスを減らしている可能性があるからです。
実際に、年上の方でもフィーリングが合う方もいれば、同年代でも合わない方もいますから、年齢だけで相手を決めることは難しいことが分かります。
何を重視するポイントか1つ決めてみる
重視するポイントを1つ決めることによって、さほど重要ではなかったことに気づくことがあります。
自分が大切にしているものは何なのかを紙に書き出してみましょう。希望するものはたくさんあると思いますが、その中から譲れないことを1つ決めることで、他は意外と手放せる部分なのだと気づくことが出来ます。
そうした気づきの中で自分自身を見つめ直すキッカケにもなると思います。
まずは、大切なものを知ることから始めてみてくださいね。


