結婚相談所に入会するには、収入証明書(源泉徴収もしくは給与明細書)を提出しなくてはなりません。
正直に年収を伝える必要があります。
男性の方は、特に、年収が低い場合は、「女性から敬遠されるのではないか」、「収入が高い人から順に紹介されていくのではないか」と考えがちです。
国税庁の平成26年分民間給与実態統計調査によると、 男性の年齢別年収は以下の通りです。
・19才以下 142万円
・20才~24才 265万円
・25才~29才 371万円
・30才~34才 438万円
・35才~39才 499万円
・40才~44才 568万円
・45才~49才 638万円
・50才~54才 649万円
・55才~59才 629万円
・60才~64才 460万円
・65才~69才 387万円
・70才以上 360万円
となっており、20才~29才までは300万円台の平均年収ということがわかります。
世の中を見てみると、年収300万円でも結婚している人は周りにもいらっしゃるでしょう。
どうやって結婚までこぎつけているのか。考えてみましょう。
自分に得意な特徴がある男性は有利になります。
例えば、身長が高い、安定した職業についている、包容力がある、頭がいい、趣味が同じ、などです。
住んでいるところが近いというのもいいかもしれませんね。
女性が希望する年収以外に、貯蓄ができるかどうかということがあります。
例えば、年収が400万円未満で貯蓄が600万円ある男性と年収400万で貯蓄0円の男性がいたとすると、どちらのほうが現時点での貯蓄があるかわかります。
また、今後の生活の中での貯蓄力もわかります。
結婚式や出産・育児等、結婚するとすぐに必要なお金を用意できるというのも強みになります。
2012年総務省労働力調査によれば、日本国内の共働き世帯の割合は59%と約6割の世帯が共働きです。
女性にとっても結婚してからも働きたいという方は多くなってきています。
独身のまま低収入で生活するより、二人で働くとダブルインカムになります。
年収300万円の男性と年収300円の女性が結婚すると、世帯収入は600万円になります。
それだけで生活水準が上がることが想定できます。
二人で生活すると家賃・水道光熱費・食費などの生活費が確実に削減できます。
例えば、二人がバラバラで暮らしていたところから二人で住み始めた場合、家賃は一人暮らしでワンルーム8万円×2で16万円かかっていたところ、12万円の1LDKに引っ越した場合、月4万円マイナス。
水道光熱費は、月額3万円×2のところ、二人暮らしで月額4万円になるとマイナス2万円。
食費は、月4万円×2のところ、月6万円でマイナス2万円。
トータルで8万円もマイナスになります。
このように生活費が浮くことで、将来に子供を授かった時への貯蓄も可能です。
女性がいくら高収入の男性を求めたところで、上記の平均年収を見てみると年収への妥協をせざるを得ません。
女性がわがままばかりいったところで、結婚が遠のくだけです。
年齢を重ねていくとどんどん婚期を逃しかねませんし、現実を知り明るい家庭を築いていくほうがよいでしょう。
内閣府の平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」によると年収400万円未満の男性と結婚したい女性の結婚に対する意識の第一位は、「好きな人と一緒にいたい」第二位は、「家族を持ちたい」、その次が「子供が欲しい」となっています。
結婚相談所で出会った女性のことを好きになれば一番良いですし、趣味や話の合う女性を紹介してくれますから、安心してよいでしょう。
二人で苦労してでも家庭を築いていきたいと思うことが大切なのではないでしょうか。
上記でお伝えした通り、年収300万円台でも結婚できるメリットはたくさんあります!
あとは、結婚相談所にて自分の希望を伝え、自分にマッチした人を探すだけです。
結婚相談所で探すことで、先方にも年収の了承は得られますし、あとから聞いていた話と違うということもありません。
しっかり自分にとって大切な人を見つけて、新しい人生に向かって前向きにトライしてみてください。