婚活をしていていろいろな人から声かけられて、なかなか一人に決められないというかたはいらっしゃるのではないでしょうか。
婚活でキープ!していいのだろうかと悩んでいる方に向けて、キープするメリット、マナーを紹介します。
婚活ってキープしていいの?
婚活を始めると、色々な人から声をかけてもらえることもあるかもしれません。普通の交際なら相手を絞るところですが、婚活で最初から一人に絞るのは難しいと思います。それでは、キープした方がよいのでしょうか?徹底解説します。
婚活はキープした方がメリットがある
当然ですが、通常の男女関係ではキープはご法度です。何人もキープしてしまうと人間性を疑われます。しかし、婚活は真剣な結婚相手を探すという特殊な舞台。キープした方が結婚に向けてメリットがありますし、許されるのです。
交際中キープしてるのが普通
婚活の場では、交際中キープしているのが普通です。上記グラフによれば、キープしていた相手と結婚した人の割合は20%以上に上ります。
婚活では「真剣交際」の前に「交際」がありますから、交際の間はキープを続けて、真剣な相手を探すために色々な人と並行して会っていくことが不可欠です。キープしないで決めてしまって、結婚してからやっぱり駄目だった、では話になりません。真剣に考えているからこそ、徹底的に比較すべきなのです。
交際相手を一人に絞るとなかなか結婚につながらない
仮に交際相手を一人に絞ったとします。最初の一人と結婚できることは、稀といってもいいでしょう。その一人と会い始めて、結婚できないと結論付けるまでに1ヶ月~数ヶ月程度かかるとします。それから次の人を選んで、また数ヶ月過ごして駄目だと、いつまで経っても結婚できません。
一人に絞るのは悪いことではありませんが、最終目的である結婚を見失ってはいけません。並行して会い続けることで、効率よく結婚相手を見つけることができるでしょう。
キープをしていると相手の見定めができる
婚活を始めて、すぐにある男性と知り合いました。意気投合してメールも毎日のように交換し始めたのですが、同時期に私からいいなぁと思う男性が現れました。
私からアプローチをかけて、メール交換から始めました。
毎日2人の男性とのメール交換は忙しかったけれど、それぞれ楽しい会話が続きましたね。
似たような時期にデートに誘われて、日にちをずらしながらデートを楽しみました。
最初の男性から正式なお付き合いの申し出があったのですが、お断りをしちゃいました。
言葉は悪いかもしれないけれど、2人の男性と同時進行のデートを重ねることで、やっぱり私がいいなぁと思った2人目の彼が私には合ってたみたいなんですね。
それで、最初の彼とのお付き合いはやめて、本命彼氏と真剣交際をしています。
(29歳 OL)
婚活に限ったことではありませんが、結婚相手を選ぶには比較して決めた方がよいです。もし過去に付き合ったことがあれば、その人と比較するのもよいですが、婚活を始めると今までとは違ったタイプの人と出会うことも多いでしょう。そのような人と本当に結婚してもよいのでしょうか?それを見定めるには、やはり婚活で出会った人と比較するのが一番なのです。
同時進行でデートを重ねて、この人は自分に合っていると思える人を選んでいきましょう。
キープをするときのマナー
婚活でキープは許されているとはいっても、何でもありなわけではありません。結婚相手を探す身として最低限のマナーがあります。次の3つのマナーを守った上で、真面目な婚活を行って素敵な結婚相手を見つけましょう。
明らかな結婚相手として期待させるウソはダメ
複数の人をキープしているのに、結婚前提でその人だけと付き合っているかのように嘘をつくのはやめましょう。言われた方は、このまま結婚できると思って他のキープの人と別れたりすることもあるでしょう。嘘をつくと相手に大きな影響を及ぼすだけでなく、後々恨まれてトラブルになってしまう可能性もあります。
お互い、人生をかけて婚活しているということを念頭において、誠実さを保ってください。キープなのに本命と偽ることは絶対にしてはいけません。
キープと男女の交際は違う
キープを男女交際と混同してはいけません。男女の交際は、好き同士が楽しんでいて幸せであればそれでよいですが、キープは結婚相手を選ぶための手段です。しつこく連絡を迫ったり頻繁に会いすぎると、相手の負担となって婚活を阻害することにもなり兼ねません。また、会った時に甘えすぎたり、相手を独占しようとするのも、人としてマナー違反です。
くれぐれも、お互い見定めている期間中だということを忘れないようにしてください。
肉体関係を持たない
キープ中は、肉体関係を持ってはいけません。それはキープするのが普通だからです。病気のリスクが大きいですし、相手にとって都合が良いだけの存在になってしまうかもしれません。逆に肉体関係を持つことで、本来重要な性格の相性が分からなくなってしまうかもしれません。
婚活は出会い系ではないのです。相手の本命になるためにも、肉体関係を持つことは我慢して交際を続けましょう。相手から迫られた時も、受け入れるべきではありません。
自分がキープされてる?
交際していて真剣交際に持ち込みたい人がいるけれど、相手があまり本気じゃない気がする。これってもしかして本命じゃなくてキープされているの?そんな疑問がわいてしまったら、次の3つのポイントで見極めてみましょう。
自分がキープされてる見極め ①デートに積極的でない
婚活している以上、早く結婚したい人が大半です。本命として考えていたら積極的にデートに誘うでしょう。デートに積極的でないということは、あなたのことをそれほどお気に召していない、けど断りたくはない。都合の良いキープになってしまっている可能性が高いです。
さらに、他にデートしたがらない理由があるかもしれません。あってはならないことですが、既婚者や遊び目的の人も存在します。相手のやりとりを冷静に見てみましょう。
自分がキープされてる見極め ②次のデートがきまらない
前項の①とも関連しますが、次も会いたいと思っていたら、デートの最後に約束を取り付けるものです。その約束がなくて、連絡を取り合っているけど次の日程が決まらない・・・。それは相手があなたと会いたいと思っておらず、他の本命の方を優先しているということだと自覚しましょう。
ただし、なかなかデートできないからといって、すぐにキープだと思い込むのも止めましょう。本当に忙しい場合もあるので、相手を見て判断することが必要です。
自分がキープされてる見極め ③約束の時間に遅れる
好きな人とのデートを想像してみてください。デート前から会いたくて仕方なくて、そわそわして約束の時間よりも早めに行ってしまうこともあるでしょう。約束の時間を守らないということは、そのようなときめきがないということです。
何度も会っていてたまに遅れてしまうことは、人間ですからあるかもしれません。しかし、毎回遅れるようではキープにしか過ぎないと言えるでしょう。仮に本命だったとしても、約束に誠実でない人ということになります。
婚活でキープしていいの?まとめ
婚活でのキープは、ありです!真剣交際の前のステップにいることをお互い承知しているからこそ、複数のキープができます。婚活でしか許されないキープを節度をもって活用して、自分に合った結婚相手を見つけましょう。